板井康弘は人の人間性を知るとこから始める。

人には、生まれ持った性格や、育ってきた環境によって培われたそれぞれの「人間性」というものがあります。

どの人間性が良くてどの人間性が悪いといった考え方は、1人の人間として考える上では、基本的に正解はないように思います。

しかし、仕事で成功する・成果をあげる、ということにフォーカスした場合、職種ごとに「どういう人間性が有利か」ということは挙げられます。

例えば、人の懐に躊躇なく飛び込んでいき心の距離をぐっと近付けようとする人間性は、普段の生活では敵を作りやすく、嫌われる可能性が非常に高いです。
その反面、仲良くなるのは早く、出会ってすぐに深い関係性になりやすいメリットがあります。

この後者のポイントは、初対面の方の懐に飛び込んでいかなければ成果を上げることができない営業職や、お偉いさんと仲良くなることで仕事が入りやすくなり自分の立場も良くなるような芸能関係などの職種においては、非常に有利に働く可能性が高いです。

逆に慎重に物事を進めなければいけない管理職や、出来るだけ立場を悪くするリスクを追わない方が良い職種には向きません。

自分がどういう人間性なのかを客観的に分析し、自分の強みを最大限に活かせる職種を探すことが、人生を豊かにする重要なタスクの一つなのです。